9月2日金曜日、2年生に東京オリンピック 陸上競技400mHの日本代表選手である、安部孝駿さんが来校され、本校で、「オリンピックまでの道のり ~低迷期を乗り越えて、夢をつかむまで~」というタイトルで、講演していただきました。講演の前に、実際にグラウンドで、ハードルを飛び越える様子を見せていただきました。ありえない高さのハードルをスイスイと、スピードに乗って飛び越える姿は、オリンピックを目の当たりにできた瞬間でした。その後体育館に移動して、お話をきかせていただきました。
日焼けされた様子からは、精悍さそのものが見え、熱い熱い話でした。
でも、オリンピック代表に選ばれるまでは、挫折することも多くあり、悩んだり、苦しんだりしたというお話でしたが、そこで、「人との出会い」が自分を支えてくれたというお話もありました。
講演会のあとは、質問タイムがあり、たくさんの生徒から質問がでました。プライベートに関わる質問も飛び出しましたが、快く答えていただき、貴重な時間を共有することができました。トレーニング用品を寄贈いただいた株式会社ヤマダホールディングスと山田昇記念財団の方々の協力で実施できました。これから全国の中学校に出向いて同様の公益財団からの講演会が実施されるようです。
さて、先ほど多くの出会いが支えになった、と安部選手から話がありました、と紹介しました。じつは、この講演会を実施するにあたり、本校の卒業生で同じく陸上競技で活躍した先輩が、この事業を紹介し、実現させてくれました。「自分は中学校では、迷惑をかけてばかりいたが、後輩には頑張ってほしい」という熱い思いを伝えてくれました。見えないところで、たくさんの人が、みんなを支えてくれています。「つながり」を感じた時間でもありました。中学校の2階入り口、入ったところに、色紙を飾っています。また、ご覧ください。
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